​公益財団法人 勅使河原和風会
創立125年

​勅使河原和風会とは
 

世界を舞台にいけ花活動を行う勅使河原和風会は

明治中期に(1896年)「日本生花学会」を主催し125年となります

勅使河原和風会のいけ花は「自然美尊重」です 

自然を最大限にいかし大切にし楽しむことをいけ花とし

それを自然美尊重と定義しております

 

花に限らず緑の木々や葉にふれると綺麗だと思い 美しいと誰もが感じ美感に打たれます

日本人だけではなく世界中の人々が感じることです

美しいものを見ると身近に飾りたくなる事こそいけ花の始まりです

私たちも自然の中で生きていますから自然美尊重のいけ花は身体に心地よく

共感することができるのだと思います 

一輪でも採集してきたら花を水の入る適当な器に入れて眺めて楽しむ

花はそれ一輪で美しいという事を忘れてはいけないのです

そのためには不自然だったり植物を残酷に変形させたり

息苦しく縛りつけたりするものではなく

自然を最大限にいかし 大切にし 楽しむことがいけ花だと考えております

「好きな花を好きなだけ  好きな花瓶に挿して楽しむ 」をモットーに

いけ花の素晴らしさを伝えています

125年の歴史の中で次々に支部が発足し

世界にひらく風流の勅使河原和風会は長い歴史を刻んできました

大正の初期には既にいけ花改革の信念を以て移り変わる新しい生活にふさわしい

進歩的ないけ花を実践

自然美尊重のいけ花が美しいという事を日本そして世界中の方々に伝えてきました 

 

昭和に入り1964年には日本で初めてニューヨーク国連本部及びコロンビア大学で

いけ花の講演を成功させたのち

全世界へ いけ花の芸術の向上・発展・普及に多大なる功績を残す

警視庁警察学校では昭和22年から教授し日本女子大学・東急百貨店日本橋店・三共製薬

ブリジストンタイヤ・富士紡・キリンビール等の教場も開設していき

日本画壇の横山大観米寿記念名作展にも直々の指名があり

「自然主義こそ本来の日本精神の姿でありそれを感ずる 僕らの絵と似ているんです」

とのお言葉をいただき会場花を担当

環境芸術としてのいけ花を伝え

より快適な空間で学べる様 2015年には新たに勅使河原和風会会館を完成

当会は自然美尊重のいけ花こそ本来の日本いけ花の精神であることを信念に

花と器と環境の調和で構成される作品は優雅さ・創造性・神秘性を象徴し

その指導は一人ひとりの芸術的感性を尊重

明解な技術と共に次世代のいけ花を推進しています